2009年10月10日土曜日

速報レポ!『プロフィール展』と、FLOATで話す日

8月29日(土)は九条駅から歩いて10分ほどの、安治川沿いにある「FLOAT」にお邪魔してきました。「FLOAT」は、音楽家の米子匡司さんが空き倉庫を自宅兼オープンスペースとして開いている場所で、月1〜2回のペースでイベントを開催しています。当日は「プロフィール展」という展覧会を開催中で、様々な方から募集したプロフィールが壁面に展示されていました。吹き抜けを通る風が心地良い1階にて、米子さんにこの場所について色々とお話しいただきました。
まずは、この場所を開設した理由について伺いました。米子さんは音楽を中心にした活動をしているなかで「自由に音を出せる環境が欲しかったほか、試みをするうえで環境まで試みのうちに含めたいと考えたために、場所を欲しいと思った」とのことです。当初は商店街の中にスペースを持つことを検討されていましたが、音が出せる環境やコストの安さといった点でも、たまたま歩いていて見つけた、この倉庫が最も適当な空間でした。
「FLOAT」にやって来る人の中には、この場所が米子さんのご自宅だと思っていない方もおられて、そういった方は一体どこまでこの空間に踏み込んで良いのか戸惑われるようです。
1階、2階、屋上を簡単に案内してもらったあと、後半ではモニターを使って、今まで行われてきた展覧会、ライブ、演劇公演など、イベントのアーカイブを見せていただきました。

話を一通り終えたところで、米子さんから「住み開きスペースを眺めていると、スペースの運営について、夫婦や家族でのチームでないと、なかなか継続が難しいように思える。それが根本的な問題なのか、それともそれ以外にも運営の方法はあるのか、どう思われるか教えて欲しい」と参加者に対して相談がありました。
参加者との意見交換では、「住居人を増やす、もしくは1階部分だけ共有する等して、運営に関わる人を増やしていく」、「近所に友人を誘致して、このエリアの仲間を増やす」といった提案があり、米子さん、参加者双方にとって、気付かされることの多い時間となりました。

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