昨今、この「住み開き」という言葉がブログやtwitterなどのソーシャルメディア、新聞やテレビなどのマスメディアにて紹介されることが多くなり、このサイトのアクセス数も伸びてますが、しかしながら、なかなか提唱者のアサダの作業も追いつかず、更新できてないのが現状です。(すいません!)
方々から受けるご質問に対して、以下少しお答えさせていただきます。
●今後の「住み開き」という考え方に関するお問い合わせ
wataruasada@kotoami.org までよろしくお願いいたします!
以前このサイトに記していた info@kotoami.org というアドレスは、最近めっきり使わなくなってまして、問合せはアサダのアドレス直でお願いいたします。
●「住み開き訪問イベントってもうないのですか?」に対して
現在、アサダの方から積極的に訪問イベントは行なっていません。正確に言うと、アサダ個人ではしょっちゅう津々浦々の住み開きスポットに訪問しているのですが、そのこと「イベント化」しなくなってます。(理由は後に記します)しかし、昨年東京都の文化プロジェクトにおいて「住み開き訪問ツアー」をする依頼を受けたり、「これから住み開きをしたい!」と考えている方の最初の第一歩を後押しするために、「じゃあそのイベントで僕もなんか司会でもしましょか!?」的な賑やかし担当として関わらせていただくこと等は、できる限りご協力しますので(実際この2011年3月に新たに大阪市淀川区にて開設した住み開きスポットのオープニングではお手伝いさせていただきました)、そういったお問い合わせはどうぞお気軽に。また、各種都市政策、コミュニティデザイン系、文化プロジェクト系の講演会の依頼なども受け付けています。
●「住み開きをしているスポットがざっとわかる資料はないか?」に対して
現状すぐに確認できる資料としてお薦めしているのが、昨年、この「住み開きプロジェクト」を立ち上げた大阪のアートプロジェクトチーム「築港ARC」(2010年3月解散)が編集したブックレット(現在実物在庫切れ。PDFのみ公開中)↓↓
「住み開き 自分だけの場所を みんなのためにちょっとだけひらく 〜まずは大阪から〜」
あるいは、
2011年春に、日本大学の学生さんだった坂上翔子さんがまとめられた卒業論文↓↓
「住み開きの活動と場に関する研究」
の二つです。是非ともご活用ください。
●最後に現在の「住み開き」プロジェクトの進捗
結論から申しますと、現在、「住み開き」に関する単行本を執筆しております。そこでは大阪と東京とその他都市部を中心とした約30ほどの取材文、そして住み開きにまつわるコラムや対談などが収録される予定で、2011年10月に筑摩書房より出版されると思われます。結局のところ今年に入ってから、提唱者アサダの「住み開き」に関する活動はほとんどこの全国取材行脚と執筆にさかれているため、自宅訪問イベントをできる余裕もなく、またこのサイトを更新する余裕もないという現状です!(すいません!超言い訳がましい!)ですから、是非とも、この単行本の出版を皆さん、楽しみに待ってて下さい!
そして、改めてこの「住み開き」という言葉に、未来のコミュニティのひとつのあり方として可能性を感じてくださっている方々、なんだか「おおっ!」って胸を躍らせてくれている方々、そしていつも楽しいアイデアと確かな志を持って「住み開き」をされている実践者の方々へ、改めてお礼を申し上げます。僕のひょんな思いつきがここまで広がってとっても嬉しく思っていますし、身が引き締まる思いでもあります。
引き続きよろしくお願いいたします!
2011年6月12日 住み開き提唱者 アサダワタル